2010年4月ごろ

3月はあっという間に過ぎてしまい、4月になった。やることはDVDを観ることくらいでただただ観ていた。ERも観たけれど心には入ってこなかった。

この頃、携帯は電源を切りまったく連絡を取らなかったし取れなかった。自分を保つことが精一杯でそれ以外は何も出来なかった。これは9月くらいまでは続いたと思う。

朝起きることも出来なかった。そうする必要もなかった。食事は摂っていた。今になって恥ずかしく思うのは両親も一緒に居たのだけれど、自分のことで精一杯でどうやって一緒に居たのか思い出せないことだ。もう少しうまく視野を広げておきたかったと後悔してしまう。

スポーツクラブにも通うようになるのだけれど、それがこの頃のことかもう少し後なのかは覚えていない。あとは村上春樹1Q84を読んだ記憶もある。とは言え、日本語を読む力が著しく落ちていてまともにものを考えることが出来なかった時期だった。