起きていることが正しい

ものの見方にはいろいろあって、こうあるべき、で動くことが多いと思う。こうあるべきでものを考えるのは楽だ。先に理想があって、現実との違いを指摘すればいい。

逆に起きていることが正しいという見方がある。この場合には現実に起きていることがなぜ起こったのか、なぜ理想とかけ離れているのかを見つめる必要がある。

その場合、そこらの本に書いてある考え方や知識は役に立たない。本やblogや講演で言われていることは、幻想が商品だからだ。現実と向き合ってとことん考えるというのは、まったく新しい考え方や時には受け入れがたい考えを取り入れなけえばならない。

だから、みんな本を読んだり講演を聞いて、それをfacebookとblogに書くという楽な方を選ぶ。起きていることは正しい。